YUMIKO'S SUP YOGA | SUP YOGAしよう!!

Vinyaysa yoga

ヴィンヤサはダイナミックで美しく、教える人のパーソナリティーが出るスタイルのヨガとも言われ、その最大の恩恵は呼吸と動き、アライメントのクリアで的確な関係から成り立っています。

私のクラスでは、ごくごくベーシックな動きがメイン、サーカスのような難易度の高いポーズは出てきません。(笑)
しかし、ベーシック=イージーではないということを実感してもらえる、そんなヴィンヤサヨガのクラスをお届けしております。

Vinyasaの概念
1.Arise 発生する・湧き上がる・物事が生じる
2.Abide 留まる・継続する・味わう
3.Dissolve 溶け込む・終わる

世の中の全ての物事には始まり・中間・終わりがあり、また次の始まりに繋がる。
Asana(アーサナ/ポーズ)の練習に置き換えると、それはポーズにどう入り、どう経験し、どうやって出るのか。また、inとoutの間のgap(間・余韻)や動きがどのように変化してゆくのかを味わうこと。
日常に置き換えると、この瞬間をどうやって過ごすのか、今日という日をどう過ごすのかということに繋がります。

Vi-nyasaというサンスクリット語には本来「特別な方法で配置する」という意味があります。

肉体面からみると、「特別な方法で配置する」の「特別」はその構造とそのシークエンス(ポーズの順序)を表しています。つまり、安全で明確なシークエンスを組むことで、身体の構造やそのエネルギーをより自然で健康な状態へもっていき、身体に対する好奇心を養います。
精神面からみると、緻密に取り組むことや、物事との関係性を探求していくこと、マインドフルネスといった性質を養うことがヴィンヤサの大きなコンセプトです。

Vinyasaのクラスを単なるフローのエクササイズに終わらせないために、「アライメント」と「マインドフルネス」を大事にしています。

「アライメント」
どのように何をするのか、という意識的な練習に欠かせない要素です。
アライメントとは、単なる安全に動かすための解剖学的なルールではなく、自分が自分の意識と調和がとれているのか、自分と周りの人やコミュニティーとの調和がとれているのか、地球と自分が調和を取れているのかまで大きく広げて考えることができます。そう考えるとアライメントとは意思や目的を持った行いと、それにより調和のとれた様子を指すのではないかと思います。

「マインドフルネス」
「今ここ」に100%の注意を置くこと、それができる心の状態を指します。忙しい現代生活を送る私たちの心や常に未来や過去に忙しく飛び回っていて、ついつい頭の中が忙しく、日常のつまらない事に囚われてしまいます。毎日が単なるルーティンと化してしまうと無意識に毎日が過ぎ去り、また、ありもしないことにあれこれと思考を巡らせては感情が振り回されたりもします。
ヨガの練習においてなぜマインドフルであることが重要なのか、それは身体の鍛錬と同じようにマインドにも鍛錬が必要だからです。「今ここに戻ってこられる力」をつけながら、自分自身の習慣化したパターンをマットの上でいろいろな角度から見ていきます
「今この瞬間に生きていること」これを本当の意味で感じられるようになってくると、心に余裕ができ、調和がとれ、優しい心が自分の中に既に存在していたのだということを発見できるでしょう。

(引用:True Arts Yoga by Maya Kaneko -VinyasaTeaching Skill Program)